相場は健全に調整している
豪ドル円、カナダ円などクロス円は順調に調整中です。
もう少し下がれば本格的に買い始めたいところまで来ているので、再度ドバイショックが来れば丁度良い買い場です。
H株も同様に良い調整です。
資源株や銀行・不動産は贅肉を落としている最中で、食品やネット関連は堅調。
この機会に、中国内需、とりわけ医療や消費関連に特化したポートフォリオを作っておくのが得策と思われます。
世界が調整中なので、出遅れ日本株が物色されていますが、今後は為替次第です。
中国の預金準備率の引き上げは、言うまでもなく不動産融資の抑制が目的です。
「中国の土地バブルが心配」「人民元を切り上げて過剰流動性を吸収すべき」
と言っていたメディアが、「準備率引き上げはネガティブサプライズ」と言うのは自己矛盾しています。
これだけ不動産バブルが言われる中で、不動産価格高騰を助長するような人民元切り上げが出来るわけがありません。
仮に引き締め過ぎたと思えば戻せば良いだけ。
締めたものを緩めるのは簡単です。
それに比べて、金利はほぼゼロ。
財政はジャブジャブ。
これ以上緩めようがない日本は、どうやって国の舵を切るのでしょうか。
隣の国の不動産バブルより、この国の国債バブルの方が100倍深刻なことは間違いありません。
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