相場は一休みしたがっている
為替相場は年末年始の一戦を終えて、調整期入りです。
豪ドル、加ドルなど資源通貨は当然の利食いが入っています。
もう少し下がるまで、再び買いに行く必要はないと思われます。
強いて買うならポンド円の押し目でしょうか。
今年ポンドが全ての通貨の中で最良のパフォーマンスを見せたとしても別に驚きません。
日本株が意外としっかりしているのは、結局年末には円安になっているだろうという心理と、中国経済との連動性が相当期待出来そうだという考え方が広がって来たからだと思われます。
中国人民銀行が預金準備率を0.5%ポイント引き上げると発表したのは相変わらず絶妙です。
「適度な金融緩和の継続」という言葉には、過熱する不動産融資の規制が含まれていると解するのは当然で、このニュースを意外とかサプライズとか言っている人たちは、すぐに引退した方が良いでしょう。
そもそも年明け早々には、セカンドハウスの頭金比率を引き上げるだろうというヒントが出されていました。
それにしても、鳩山総理が今頃「フラット化する世界(トーマス・フリードマン)」を買っているのにはコケましたね。
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