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February 09, 2010

キリンVSサントリー

Photo
破談会見に臨んだキリンの加藤社長。
いかにも紳士然として、株主を意識した穏やかな口調です。

片や佐治社長。
右手をポケットに入れて登場し、ぶっきら棒に「透明性って、当り前じゃないですか」と言い放つ。

これを見れば、結婚できない理由が明らか。
無頼漢は良家のお嬢さんに断られたのです。

私は大阪のとある酒場で佐治社長とお会いし、人の紹介で少しだけ言葉を交わしたことがありますが、ざっくばらんで人間味あふれる方との印象を受けました。

ただ、三菱財閥の血を引くキリンのような会社と相性が良いかどうかは別問題。

そもそも、ヨーロッパのビールの多様さに比べれば(太字部分は後日追加しました)、キリンとサントリーのビールに決定的な味の違いなんか、ほとんど感じません。
スーパーで、どちらかが際立って安ければ、そちらを選んでしまいます。

酒屋やバーも、同じようなものを違う人が売りに来るだけだから、「熱意」や「おまけ」、はたまた「飽きたから変えてみる」という理由で選ぶことも多いでしょう。

政権交代後の日本の政治も、似たようなモノを違う人が売っているようなもの。

いや、もしかすると、同じような人が同じようなモノを「ラベルを変えて」売っているだけなのかもしれません。

「おまけ」や「気分」で選ぶ人も多いことでしょう。

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Comments

いつも拝見しております。
ビールはサントリーモルツの甘いのと、
キリンのラガーや、一番絞りとは全然味が違う
というのはいつも飲んでる人だとわかりますよ。
毎日飲んでる人なら、まったく違うと思います。
(ただし、どちらがおいしいかは別問題ですが。。)
やはり、パブリックカンパニーとしてのキリンと、通常のオーナー意見のサントリーの差だと思います。

Posted by: night | February 09, 2010 10:11 PM

nightさん、こんにちは。
私が「決定的な」と言ったのは、例えばの話、ドイツの「レーベンブロイ」とベルギーの「ヒューガルデン ホワイト」くらいの差といったニュアンスで、もっと言えば「日本流ギネス」や「ハーフ&ハーフ缶ビール」などにチャレンジしたって良いだろうといったような意味合いです。
日本のビールメーカーは、ピルスナータイプの、そのまたある一定のレンジの中でだけ競争しているように感じられます。
世界で売られているビールのバリエーションを考えれば、日本のビールにはもっと個性的な味のビールが期待出来るのではと思います。
ちょっと説明不足だったと思います。
申し訳ありませんでした。

Posted by: akazukin | February 09, 2010 10:58 PM

コメントありがとうございます。
確かにそうですね。海外のビールは
焼酎や日本酒並みの違い(それ以上か)
がありますね。
日本の人(私も含めて)は、ピルスナー
タイプが「ビール」と思い込んでるので普及には
なかなか(ギネスが一部売れているのを除いて)
時間がかかるかもしれませんね。
どうもありがとうございました。

Posted by: night | February 10, 2010 04:16 AM

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