女は見た目が全て?
(女性の)男性への評価は足し算ですから、例え「見た目」が0点(あるいはマイナス?)でも、お金や内面的努力(知性やユーモア)によって挽回できるのですが、(男性の)女性への評価は掛け算になっているので、「見た目」がゼロだと、どう頑張ってもゼロにしかなりません。
さらには女性がお金を持っていても得点ゼロ。
要するに「女性は見た目が全て」。
女性の人格を重視しない、女性蔑視的価値観の典型のようにも見えますが、こうした「方程式」を黙認し広めているのは、案外女性の方かもしれません。
金を稼ぐのは男の役割。
私たちは美を競うのが役割。
化粧、ファッション、エステへの支出が正当化されます。
腕力に劣る女性は、男に戦争をさせ、生き残った強い男を「美」の力で引き寄せ、自分の「性」が長く生き残ることに成功しました。
競争の場所が、戦場か企業かという違いがあるにせよ、男の人生は「ハードボイルド=やせ我慢」の連続となってしまい、それを癒すために女性の力が必要となりました。
女性は生活力があるので男なしでも生きていけるようになる一方、男は無縁社会での孤独死を恐れて女性を求めるので、女性の発言力は強まります。
こうした力関係の逆転が、出産・育児という苦労を避ける権利の強化となり、少子化にも繋がります。
この関係を再び男性優位に戻すには、相当の経済力が必要ですが、自由な活力よりも「もたれ合いによる安楽死」を選びがちな日本社会では、経済的パワーを手に出来る男性は絶滅する動物種のように希少になっています。
草食系男子の増加に象徴されるように、「性」としての男はドンドン衰退しつつあり、いずれ人間は女性だけで妊娠できるように進化するかもしれません。
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Comments
まぁ正直なサイトです(笑)。
確かに生理学的にみれば女性は「美」が本質のように感じます。おそらくこれは男性の生殖本能が女性に要求する資質でしょうが、このようなご時世になるとそれを男性が獲得するためのコストパフォーマンスが異様に高くなって(割高)、昨今の「草食系男子」ブームは獲得は割に合わないというある意味で合理的な判断現象だと思います(笑)。
そうかといって「女性への評価」方程式のように、男性と比して相対的に内面への注力度が低く、いわゆる年相応からくるある種の魅力のようなものを男性が感じられず、上記の現象をさらに加速化しているようにも思います。
グローバル化が加速している現在、世界は広く、いろんな人・イベント・アクティビティが目の前に広く横たわっています。日本の女性との結婚というその中でのわずかな一つにそこまで注目する必然性がなくなったのかもしれませんね。
日本には相当に割高なオブジェクトが溢れています。決して日本国債だけではないでしょう(笑)。
Posted by: Blue | February 20, 2010 03:38 PM
割高な買い物を避けるために草食系男子が増えたという見方は、肯けます。
個人的には割高な銀座のクラブに全く行かなくなりました。
日本の風俗は、低価格志向に行くか、中国人を受け入れるか、どちらかを迫られそうです。
いち早く、割高という領域から脱して成功したのが、ユニクロ、マック、ニトリ、王将などで、いまだに割高な百貨店は苦戦。
秋葉原の家電や日本の化粧品は、中国人から見て今のところ割高ではないようですが、いつまで続くのかは不安です。
Posted by: akazukin | February 21, 2010 01:56 PM