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March 14, 2010

中国の不動産は曲がり角か

このところ一番のファッションだったユーロ売りがやや飽きられたこともあり、先週は意外に底堅い相場付きでした。
日本の個人は豪ドルの利益確定を行ったと日経は報じています。

おそらく今後大きめの押し目があれば、再び参加を考えているといったところでしょう。

押し目を作る候補となるイベントは、人民元高、中国不動産のバブル崩壊など、やはり中国ネタが中心だろうと思われます。

FTとWSJをざっと見ると、FTが依然バブルを懸念中、WSJはバブル崩壊の兆しに注目しているといった違いを感じます。

FTの「Fears of China property bubble grow」。
中国の2月の70大都市不動産価格指数は前年比+10.7%と1月の+9.5%から更に上昇していることを報じています。

WSJの「China's Housing Sales Slow Down」。
中国30大都市で見ると、2月の住宅販売量が前月比49%減少と、1月の46%減より更に落ちていることもあり、昨年着工された物件が売りに出される今年後半には価格下落が始まるのではないかというアナリストの見方を紹介しています。

個人的には、中国の不動産マーケットは今後しばらくは緩むだろうと思っています。

・都市部の住宅価格は高くなり過ぎ、実需の買いでは説明がつかない水準で、投機マネーが支えている。
・政府は量的な引き締めを始めた。
・リゾートである海南島にまで投機が押し寄せている。

日本のバブル崩壊直前と大変良く似た状況です。

但し、日本の成長期同様、長期的には中国都市部の不動産価格が上昇圧力に晒されることを疑う人はほとんどいません。

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