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March 28, 2010

ドル円の上昇は続くのか

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ドル円相場は短期的には上にブレイクした感じがあるものの、中長期的に見ると93円に強い壁があるといった見方が主流のようです。

ドル円相場は日米金利差と連動するとされますが、左のグラフを見ると、昨年の初め以来、長期金利との連動は失われています。

これは、アメリカが08年12月以降実質ゼロ金利となり、短期金利の差がほとんど無くなったからだという説明が可能です。

今後FRBが本格的に金利の正常化を目指せば、ドル円は100円を目指す金利環境になりつつあるとも言えそうです。

FRBは今月末で住宅ローン担保証券(MBS)の買取を終了し、これまでに買い取ったMBSを順次売却していく方針ですから、金利上昇圧力は相当期間継続すると考えられます。

一方で日本の長期金利については今のところ安定的と言えますが、財政健全化はあまりに遠く、急上昇の不安は消えません。

郵貯限度額引き上げは本来正しい政策ではありませんが、国債市場を支え、日米金利差による円安を誘導するという観点でいえば支援材料です。

成長戦略など全ては手遅れだ。
国債市場の暴落で財政が崩壊することだけは阻止すべき。

本音がそこにあるなら、郵貯の肥大化は時間稼ぎのための有効な戦略と言えるのかもしれません。

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