人口減少時代の到来
と報道されています。
左のグラフによれば、明治初期の人口は3300万人。
その後の政府の方針「戦争する力を付ける」により、1940年代には倍の7000万人に。
これは軍事力増強による生存という戦略的目的に沿った人口増ですが、平和になってからも、さらに倍近くまで増えたのは一体何のためだったのか。
①エコノミックアニマルとして経済戦争を戦うための戦力増強
②高度経済成長による将来への楽観
③社会保障への不安による保険(?)
④家族主義への回帰(?)
戦後の日本人という種に、一体どういった目的感があってここまで人口を増やしたのかは良くわかりませんが、現在は人口を減らそうとする動物的な意思が感じられます。
このまま全員が貧乏になるか、数を減らして生活の質を維持するか。
日本の経済成長は、ガソリンを安く維持するというアメリカの国策が「資源(石油)安製品高」という構図を作って加工貿易国が栄えた、とも要約されます。
古代ローマの時代から、裕福に暮らせるのは「搾取」の結果だと考えるなら、今後軍事力を持たずに1億3000万人が裕福に暮らせるシナリオは存在しないのでしょう。
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