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May 29, 2010

まだドイツにハンディを与えるのか

ギリシャのデフォルト不安という激震はひとまず収まったものの、スペイン格下げなどの余震が発生し、欧州債務不安により、市場はいまだ不安定です。

欧州の中心ドイツは、ギリシャ問題への負担を渋った後、一人で勝手に市場の規制に乗り出し、ユーロ安を扇動。
結果的には自国産業に有利な状況を作り出しました。

Z左はこの6ヶ月のDOWとDAXの比較ですが、ドイツの勝ちです。

Z3
なお、ドイツ、イギリス、フランスを比較すると、この順で5%程度ずつの差が付いていますので、元々配当利回りの高いリ仏、英の通信やエネルギー株がさらにハイイールドになりました。

例えば、フランスの石油メジャーであるトタルは、ヤフーファイナンスによると、7.0%。

油田事故で大きく売られたBPは、7.9%。

日本の携帯事業をソフトバンクに売却したイギリスのボーダフォンは6.1%。

日本企業と比べると夢のようです。

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