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May 13, 2010

ドイツ人は何に買い向かうのか

ECBが決定した救済策に最も批判的な国はドイツです。

怠け者ギリシャを助けることへの怒りが第一の理由ではありません。
ECBがユーロ債を購入するという金融緩和策がハイパーインフレーションを引き起こすという連想を与えたからです。

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第一次大戦後の超ハイパーインフレーションのトラウマから、ドイツ人が中央銀行に求めるのは、一にも二にもインフレファイターであることだけと言っても過言ではありません。

FTは13日付の「Backlash stirs in Frankfurt」で、ドイツ「ZDF」が、1920年代のハイパーインフレの映像と物価上昇を確信するドイツ人へのインタビューを放送している様子を報じています。

欧州で最も金持ちのドイツ人は、インフレを確信した時、一体何を買うのでしょうか。

ゴールド、株、不動産、それともドルでしょうか。
彼らが買おうとするものがわかるなら、すぐにも買っておきたいところです。

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