ユーロ安と資源高
ユーロは時折り反発するものの、今のところトレンドは依然右肩下がりです。
昨日のNY市場は、株安、ユーロ安、原油高。
これを受けてアジア市場では資源通貨が堅調です。
欧州圏が財政健全化のためデフレ圧力がかかると予想される一方、アメリカ経済の回復傾向や新興国の旺盛な需要により、商品相場の一段の下落は回避されそうになっています。
かつてユーロと原油は同じ動きをしました。
「ドル換算した投資商品価格」という意味では一緒だったからだと理解されますが、やはり不自然な事象は永続しません。
ユーロ/豪ドルのロングチャートを見ると、昨年春に下落トレンド入りし、2.0から1.5へと25%低下。
今や駄目通貨の烙印を押されているユーロを売り、資源通貨の豪ドルを買い、スワップも稼げるというこのポジションは、果たしてまだまだ行けるのでしょうか。
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