大きなお世話か、文科省
昨日の7時のNHKニュースで、愛知県にある法科大学院の取り組みを紹介していました。
司法試験の合格率低下に悩むその大学院では、予備校と協力して受験対策を行ったところ、前年の合格者ゼロから4名の合格と「大躍進」し、生徒も教師も大喜び。
そこで登場したのが文科省。
そもそも幅広く法律を学ぶべき大学院が、予備校と一緒に受験対策に熱中するなど「以ての外(もってのほか)」と、「指導」に乗り出しました。
教師は当惑。
生徒の期待を叶えてあげるのが学校の役目。
ほっておいてくれ、と語っています。
そもそも司法試験の合格対策をすることが、法科大学院を設置した文科省の方針と矛盾するというのであれば、司法試験の内容自体、これで良いのか。
文科省のHPによれば、
「司法試験という「点」のみによる選抜ではなく、法学教育、司法試験、司法修習を有機的に連携させた「プロセス」としての法曹養成制度を新たに整備することが不可欠」
なのだそうです。
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