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May 20, 2010

豪ドルVSカナダドル

Audcad

昨日少し触れましたが、あらためてこの両通貨の最近の動きを比較しておきたいと思います。
左のグラフのように、あの5月6日の急落以降、反発力にはっきりと差が付きました。

豪ドルが昨日76円台の安値を付けたのに対し、カナダドルは5月6日の安値82円台に対し、昨日はいくら売られても86円台を死守。

財政不安に揺れるユーロに比べると、この二国は、比較的健全な経済運営、豊かな資源、広い国土、移住先としての安定的な人気などに支えられ、「買える通貨」としての信頼を得ており、ほぼ同じような動きをする習性があります。

違うのは、豪州が常に高金利通貨であるのに対し、カナダは必ずしもそうではないこと。
アジアに位置する豪州に対し、米国への依存度が大きいカナダ、といったところ。

昨日の為替相場は、介入観測などでユーロが買い戻されたと言われていますが、豪ドル売りの説明にはなっていません。

考えられる理由としては、中国経済の影響が強い豪州への弱気論が急に高まった(?)とか。
また、今月はヘッジファンドが新規のポジションを作りにくい時期であること、相場全体としてアメリカに対する回帰色が強まっていること等があるかもしれません。

ちなみに、ユーロを巡る混乱の中であまり材料視されませんでしたが、1週間前に発表された豪州の雇用統計によると、4月の就業者数の増加は3万3700人と市場予想の2万人を大幅に上回っています。

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Comments

一連の暴落騒ぎに、いよいよ加ドル買い増し時期と意気込んでいたのですが、他の投資対象と比べ、あまりの堅牢さに思わず笑ってしまいました。

米ドルや米国経済指標の相対的強さにかなり引っ張られているように思います。

最近、油、金、新興国・豪・加通貨/債券以外に、あまり興味がなくなってきました。

Posted by: Blue | May 23, 2010 at 12:11 AM

工業製品は人間が作れますが、その基となる資源は「神」しか作れないので、市場が資源に向かうのは、人間にもっと謙虚になれというサインかと思われます。

Posted by: akazukin | May 23, 2010 at 11:49 AM

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