中国は「超」漸進主義

中国人民銀行が、元相場の柔軟性を高めると発表したことで、週明け以降、穏やかな元高が予想されています。

左のグラフで過去を振り返って見ると、人民元がドルペッグ化した2008年夏までの上昇幅は、2年間で約16％。

外的条件を考えた場合、このペースよりも、遥かにゆっくりとしか動かない（動かさない）ことは、100％確定的です。
中国のことですから、まずは口先だけで、当分は微動だにしない可能性さえあります。

なお、円が人民元に連れ高した場合は長続きしない（円安方向に戻る）と考えるのが、ＦＸにおける基本的な対応方針かと思われます。

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