ギリシャと日本は確かに違う
ギリシャのGDPは約30兆円。
ギリシャを年収300万円の「ギリシャさん」とすると、「日本さん」は年収5000万円です。
ギリシャさんの借金は年収の1.5倍と言われているので、450万円。
信用力が低いため借入利率は5%で、毎年の利払いは22万円。
年収のおよそ7%にあたります。
また、ギリシャさんは貯金が少なく、売れるものと言ったら「島」くらいだろうと見られています。
日本さんの借金は年収の2倍弱で、9000万円と巨額ですが、信用力が高いので利払いは年間180万円程度。
年収の3.6%と、率にしてギリシャさんの半分です。
日本さんも、収入より支出が遥かに多い生活をしていて不安を感じていますが、親の介護や病気の治療費などが原因であり、借金の返済を滞ったことはないので、浪費家とは思われていません。
さらに日本さんは、1億5000万円くらいの資産があると言われていますので、最悪のケースでは、貯金を全部はたいて借金の返済にあてることも可能だろうと見られています。
浪費家のワーキングプアーか、没落しつつある老資産家か。
もしあなたがお金を貸すとしたら、どちらにしますか、という問いかけに対する市場の答えは明快です。
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