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July 11, 2010

参院選挙投票日

今から投票に行って来ますが、今回の選挙の特徴は二つあると感じています。

一つは政党の多様化。

多過ぎて選びにくいという声もありますが、一種の必然です。

世界が多様化し、日本の価値観も多様化。

我々の日常はIT化により、多すぎる情報からの選択眼が問われていますが、同じことが選挙にも起こっています。

多様化する意見をバランス良くミックスさせるため、連立が必然になるのも別に悪いこととは思いません。
ネジレが悪いのではなく、ねじれた途端に意思決定が出来なくなる未成熟さが問題なだけです。

もう一つは理念と争点の喪失。

誰も長期的な国家観を語れませんし、消費税論議は何の選択肢も提示していません。

こうした状況から、国民は自分に見合った政治家ではなく、自分以下の政治家しか得られない、とも言われ始めました。

観測気球を上げてみて、評判が悪いと言い方を変える。
その後の世論調査を見ながら、また修正。

これでは「ブレ」が大きくなるのは当然。

その中で唯一「小さな政府」を公言し、比較的ブレが少ない「みんなの党」の結果が、国民全体の意識を計る良い試金石かと思っています。

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