ストレステスト待ち
トレンド無き猫の目相場というか、21日に100$下がったDOWは、22日には200$上がりました。
欧州系銀行のストレステストの公表時間については情報が錯綜していますが、現段階では日本時間24日土曜日午前1時(ロンドン17時)。
但し、欧州の取引時間終了後だと、評価を米国市場に委ねてしまうことになるので、前倒しの可能性があるとも言われています。
昨年のアメリカのストレステストはラリーのきっかけになりました。
ストレステスト自体、純粋に経済的なものというよりも、市場の不安を払拭させるための政治的デモンストレーションの意味合いがあるので、悪いところには資本注入がセットで公表され、全体としては「安心してください」というトーンになるはずのものと理解しています。
但し、市場が本当に安心するかどうかは無論未知数で、「甘い」と反応するのか、素直に「案外良いじゃないか」となるのか。
現在の相場は、経済指標そのものよりも、将来不安を織り込んでアンダーウェイトされているように感じられるので、これを機会にこのギャップが埋まって良い方向に転じて欲しいとは思いますが、どうなってもガッカリしないようにしておく必要もあります。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments