果たして債券は買われ過ぎか
景気減速懸念を背景に長期金利が低下。
アメリカは2.5%台、日本は1%割れが当たり前の状態。
資金はあるのに運用先がない、ということで、社債の利回りも史上最低レベルになっています。
「6 Stocks With Dividends Beating Bond Yields」
という記事では、「こんなに社債の利率が低いのなら、いっそ高配当銘柄はどうですか」と6つの銘柄を勧めています。
ピックアップされているのは、T, ABT, VOD, EXC, TOT, KFT。
ATT(T)は、言わずと知れた巨大通信会社。
クーポンレート2.5%、配当利回り6.29%、PER10.78と紹介されています。
アボットラボラトリーズ(ABT)は、製薬会社。
クーポンは2.7%、配当利回り3.52%、PERは10.9。
VODはボーダフォン。
クーポン3.38%、配当7.3%、PER9.2です。
EXCはEXELON(エクセロン)。
原発が多い電力・ガスの会社。
レート4.7%、配当利回り5.09%、PER10.17。
トタル(TOT)はフランスの石油メジャー。
クーポン3.0%、配当5.55%、PER6.88。
KFTはクラフトフーズ。
英食品大手キャドバリーの買収では、すったもんだがありました。
レート2.6%、配当利回り3.94%、PER12.8。
巷の噂どおり、近々株が暴落するなら、円高の今、こうした安全銘柄を買ってみるのも面白そうです。
そういえば、バフェットが4~6月に、「J&J」を大きく買い増した、というニュースがありました。
普通の人はここを持っていると、あまりに動きがじれったくて、すぐに売りたくなってしまうものです。
私がそうでした。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments