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August 13, 2010

ドル円は小反発

為替市場ではドルが主役。

普段クロス円中心の私も、久々にドル円を買っています。

84円台が下抜けなかったことで、一旦手仕舞いが入り、現時点で86円台ですが、まだドルの上値は相当に重い状態。

短期の円買いの一部が抜けただけ、といった感じです。

今後のアメリカの経済指標が弱ければ、FRBの次の一手でも囃しながら、もう一段の円高を狙ってくる人たちがまだ残っています。

但し、84円台での買い需要を確認した意味は大きく、ひとまずは85円30銭あたりから86円前半でのレンジが予想されます。

今の状況は、ユーロドルが1.2の時、いよいよパリティ(1:1)だ、と大騒ぎしていた時と似ています。

トレンドは継続しているものの、短期のポジションは手いっぱいで膠着状態。

ユーロは結局ショートポジションの解消が相場を決めました。

今回はどうなるか、まだ何とも言えませんが、日銀は理屈で固まっているばかりでなく、メッセージを発するという意味において、何か動くべきでしょう。

政治的に全く中立な中央銀行など、メルヘンの世界だけにしておけばよいのです。

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