ドル円は小反発
為替市場ではドルが主役。
普段クロス円中心の私も、久々にドル円を買っています。
84円台が下抜けなかったことで、一旦手仕舞いが入り、現時点で86円台ですが、まだドルの上値は相当に重い状態。
短期の円買いの一部が抜けただけ、といった感じです。
今後のアメリカの経済指標が弱ければ、FRBの次の一手でも囃しながら、もう一段の円高を狙ってくる人たちがまだ残っています。
但し、84円台での買い需要を確認した意味は大きく、ひとまずは85円30銭あたりから86円前半でのレンジが予想されます。
今の状況は、ユーロドルが1.2の時、いよいよパリティ(1:1)だ、と大騒ぎしていた時と似ています。
トレンドは継続しているものの、短期のポジションは手いっぱいで膠着状態。
ユーロは結局ショートポジションの解消が相場を決めました。
今回はどうなるか、まだ何とも言えませんが、日銀は理屈で固まっているばかりでなく、メッセージを発するという意味において、何か動くべきでしょう。
政治的に全く中立な中央銀行など、メルヘンの世界だけにしておけばよいのです。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments