高齢者は死なず、ただ消え去るのみ
高齢者の所在不明案件では、公的年金が支払われており、それを家族が「管理」しているケースが次々と明るみに出ています。
いわゆる「無縁社会」の広がりといった社会的な考察よりも、年金の不正受給の可能性を含めた、経済的側面からのアプローチの方が適切な事案なのかもしれません。
「どこかへ消えてくれれば」
甘い囁きが聞こえて来るのかもしれません。
グラフのように個人金融資産のほとんどは高齢者のもの。
親世代は「金づる」です。
富む世代を弱者と称し、若年層から税金を収奪し、借金まで残して高齢者に配り続ける公的システムは、それに対抗するため、パラサイトという私的システムを産みだしました。
父親の持つ家に住み、母親の家事サービスをただで受け、結婚や住宅は親の援助が前提。
海外に行ってしまうと、こうした「非課税所得」が失われることも、若者の内向き志向に拍車をかけているのかもしれません。
グラフのように、75歳以上の人は平均で1000万円近い医療費を使います。
平均寿命世界一の恩恵を誰が享受し、コストは誰が負担しているのでしょうか。
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