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August 07, 2010

雇用は戻らないが、株はさほど下がらない

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アメリカの雇用統計は、7月も予想値には届かず。
グラフで見ると、赤で囲った範囲で800万人以上の雇用が失われ、戻したのはせいぜい100万人です。

為替市場ではドルが売られましたが、DOWは-0.2%と小幅安。
ドル安が株を支えています。


米国の雇用は今年春、デッドキャットリバウンド的に一時戻ったものの、現在は失速中であることが確認され、さらに長期間ドル安が必要ということになりました。

ドル安で輸出が回復し、企業が雇用を再開するのを気長に待つしかないね、というわけです。

ドル以外の通貨はさほど下がらないので、日本企業はドル安のヘッジをしながら、アジアの高成長を取り込むことに集中していくということになりそうです。

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