そもそも中国人に共産主義は似合わない
WSJが、中国のグレーな所得についての記事、「Shades Of Gray In China's Income Levels 」を載せています。
左のグラフは、公式データとクレディスイスの推計を比較した棒グラフですが、実所得が平均で統計値の1.9倍、TOP10%では3.2倍あまりです。
公式統計に含まれていないのは、袖の下やインサイダー取引による収入で、その合計額は2008年時点で約120兆円、GDPの30%にもなると推定しています。
道理で、日本に来ている中国人観光客が異常な金額の買い物をしているわけです。
「rich are richer」
公式統計以上に裕福な中国富裕層の存在は、高級ブランド品市場の好調を裏付けるには朗報でしょうが、超格差社会中国の自爆核弾頭でもあります。
いっそのこと、もはや実質を失った共産主義の看板を下ろしてしまえばスッキリするでしょう。
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