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September 04, 2010

シカゴ筋ポジションの確認(8/31時点)

       (8月31日)  (8月24日)  (増減)
カナダドル   ▲4764   16147     ▲20911
スイスフラン  14281   13868       +413
ポンド    ▲15266   ▲4365     ▲10901
円       49904   51069      ▲1165
ユーロ    ▲25569   ▲21603    ▲3966
NZドル    6957   10683       ▲3726
豪ドル    43808   47017      ▲3209

スイスフランを除いては対ドルでのロングが減少しています。

Cmecad
カナダドルがネットでショートに転じるという珍しい状態。
USドルとカナダドルの関係は、よほどの事態にならない限りはレンジなので、むしろカナダドルが反発しやすい状況になっていると思います。

全体を見た場合、大きな方向性の変化は感じられません。

欧州通貨は弱気継続で、ポンド、ユーロはショートが増加。
但し、足元では反発しています。

スイスフランも小幅にロング増加で強気継続。
というより、ドルへの弱気継続。

円は相変わらず高水準の買い持ちで推移しており、次のイベント待ちの状態。
まだドル円が完全に底を打ったとは言えず、81~82円へのチャンスを狙っている人たちがいます。

日本の政治状況は、円高に対して何も出来ず、思惑につけ込まれ易いガバナンス欠如の状態が続くだろうと投機筋は考えていますし、我々日本人自身も残念ながらそう思っています。

オセアニ通貨は基本強気ですが、それだけに悪材料には反応しやすく、常にポジション調整による一時的急落のリスクが存在します。


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