中国内需株は堅調を持続
中国の主要経済指標(8月)の発表が、当初の13日から昨日11日に繰り上がったことで、市場の一部には「すわ引き締めか」と、警戒感が広がっていました。
注目されたCPIは、前年比+3.5%。
7月の3.3%からは加速しましたが、数値は予想の範囲内。
国家統計局幹部は「1.7%分は前年同月の水準が低い特殊要因」、政府目標である3%前後の達成は「まだ可能だ」と強調したと報道されています。
ロイターなどでは、総じてソフトランディングに向かっているとの評価がされているようです。
幾つかの内需株について長期のチャートを確認します。
6月中間決算では純利益が24.4%増の12.03億香港ドル。
1株当り利益は0.982香港ドルを2倍すると、現在のPERは36倍と割安感はゼロですが、市場は強気です。
販売ルートの整理のため、酒類販売が大きく落ち込んだことで評価は分かれていますが、株価は将来期待で持ち直し中といったところです。
6月中間決算は純利益が18%増。EPS0.092香港ドル。
単純2倍でPERは20倍弱。
6月中間決算は純利益25%増、EPS0.305元。
単純2倍PERは26倍。
11月には広州でアジア大会が開催されます。
一般に高速道路銘柄は配当重視の人に好まれますが、成長を取るなら内陸部かと思われます。
サーチナ表示でPER16倍、配当利回り1.3%です。
中間決算は売上16%増、純利益は28%増でEPSは0.343香港ドル。
単純2倍PERは15倍です。
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