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September 13, 2010

金に何が起きているのか

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ゴールドの第一人者、豊島 逸夫氏の第二作が「金に何が起きているのか」
前著、「金を通して世界を読む」が面白かったので、先週木曜日の発売日に買ってすぐ読みました。

第一部「金を見る目を養う」は、リーマンショック後の金価格の動向について、その背景となる事実関係や著者の相場観などの内容です。

第二部「金の基礎知識」は、表題どおり、金の歴史や投資手法などをまとめた教科書的な内容で、知っている人は既に知っているという内容ですが、折にふれ、辞書的な使い方がされることを想定したようなコンテンツです。

金相場の盛り上がりと共に著者もだいぶ多忙になり、前作ほどの力作感はありませんが、誰でも安心して読める構成。

初級者には目から鱗、中級投資家は納得、上級者は頭の整理に活用、といったレベルの良書と言えそうです。

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