作り上げたのは「嫌縁」社会
生まれながらに自分たちを縛りつけていた「桎梏」からは概ね解放されましたが、その分、気が付けば孤独と隣り合わせ。
とはいえ、様々な「しがらみ」を面倒くさいと嫌っておいて、人生の最後だけは誰かに面倒を見てもらいたい、という良いところ取りは困難。
不要な縁を意識的に切り捨ててきた現代の一面を、「無縁社会」とセンチメンタルに切り取って見せても、時代を後戻りさせたいという声は聞こえてきません。
自分を縛る「縁」を拒否できる権利と、自分が最後に頼れる「縁」を自力で見つける義務は抱き合わせでした。
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