市場はインフレを見ている
FTの「Investors price in US inflation fears」という7日付けの記事。
「breakeven inflation rates」に注目し、市場はインフレを織り込みつつあると解説しています。
「Breakeven rates」は、通常の国債とインフレ連動債(TIP)とのイールドギャップ。
記事によれば、10年ブレイクイーブンレートは水曜日に1.98%と6月24日以来の高値。
30年債と10年債の金利差も1.31%と9月の1.16%から拡大。
ちなみに30年債と10年債の金利差は、最新の数値で1.36%と、さらに5bsp大きくなっています。
代表的なコモディティETFであるiShares S&P GSCI Commodity-Indexed Trust (GSG)は、昨日+2.5%と急伸しました。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments