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October 24, 2010

中南海にて

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「習同志、中央軍事委員会副主席就任おめでとう」

「ありがとうございます、温同志。
お力添え感謝いたします。
それにしても日本への恫喝演技、誠にお見事でございました」

「あのくらいやらないと、軍や上海幇の残党どもがうるさいからな。
案の定、欧米が猛烈に反発したんで、ようやく奴らも少しおとなしくなった」

「さすがのお知恵でございます。
全く軍の奴らときたら腕力ばかりで頭が足りません」

「しかし、君の奥方は軍の歌姫。
日本では我々が軍部強硬派の圧力に譲歩したと専ら報道されておる」

「とんでもございません。
そもそもあれは芸術家一家の娘。
親戚が二人台湾にいたこともあり、父親は反革命分子と呼ばれて苦労し、閨では軍の粗暴さ振りを嘆いております。
まだまだ中国は発展途上。
和諧社会実現のため、海外との不要な摩擦は避け、さらに先端技術を取り入れなければなりません」

「その通り。
君もこれから2年は大事な身。
くれぐれも強硬な発言は慎むように」
「心得ております」

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「習同志、中央軍事委員会副主席就任おめでとう」

「ありがとうございます、江同志。
お力添え感謝いたします。
それにしても反日デモを利用した牽制は、誠にお見事でございました」

「うむ、胡も温もちょっと弱腰なところがある。
反日デモに便乗して我々を批判する学生が増えているが、最後は力だ。
六四天安門で鄧小平同志がやったように、ガス抜きさせては軍が抑える。
国民に銃を向けるのは本意ではないが、我が党による秩序こそが重要なのだ」

「全くでございます。
私も太子党のひとり、妻も軍あってこそと、いつも感謝申し上げております。
胡や温は少々頭でっかちで不安です。
もはや中国は大国。
欧米や日本に遠慮せず、さらに領土権益を拡大しなければなりません」

「その通り。
君もこれから2年は大事な身。
くれぐれも弱腰の発言は慎むように」
「心得てございます」

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