J-REIT指数の確認
もう少し長期で見ると、仮に4月の1004を超えた場合、次のターゲットは去年8月の1026。
あっさりここを超えるなら、中期的な目標はリーマンショック直後の1200になります。
その時、J-REIT全体平均で利回りが4.2%。
オフィス市況が回復して配当が増えれば、もう少し上に行きます。
想定される国債とのイールドギャップ(リスクプレミアム)が3%強。
そこまで戻れば、色々な意味で実体経済への効果が期待されます。
日銀がREIT購入に踏み切ったのは、日本経済の信用創造機能を正常に修復するという意味において必要な措置だったと思いますが、逆に言えば民間投資家の力不足が顕著であり、国内の市場関係者は大いに恥じ入る必要があります。
いまだに昼休みがどうのこうのと小さな議論をしているのは滑稽です。
2008年夏レベルから一気に3分の1まで急落し、9割水準まで戻っています。
J-REITの場合は、そこまでボラタイルではなく、半分になって7割水準にまで戻ったといったところです。
見通しとしては、やはり円安で企業業績が回復し、オフィス需要への期待感が生まれることがポイントのような気がします。
そのドル円相場ですが、素直にチャートを見た場合、まあそういうことなんだろうと思われます。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments