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November 06, 2010

ベトナムも利上げ

ベトナム中央銀行は昨日5日 11カ月ぶりに政策金利を引き上げ、8%から9%に改定しました。

10月発表のCPIは8.75%。
政府目標の8%は達成困難と見られています。

また、改定前では実質金利がマイナスでした。

Vnm
夜のNY市場で取引されたベトナETF(ティッカー:VNM)は、1.4%高。
投資家に余裕が出ていることもあり、ひとまず利上げは好感されたようです。

多くの新興国がホットマネーの防波堤として利上げしている事に比べると、ベトナムは金やドルに逃避する国内マネーを閉じ込めるための檻といった違いを感じますが、インフレと戦うという意味では一緒です。

03087左は香港市場で取引されている「トラッカーズFTSEベトナムETF」。

25日移動平均線を上抜けするかどうか微妙な位置です。

ベトナム株が出遅れを取り戻すには、海外からの直接投資によって資本不足を解消することが必要であるように思われます。

ベトナム計画投資省によれば、年初から10月までの直接投資受入実行額は90億ドル(7390億)と前年同期比で7.1%増加していますが、一方でベトナムから海外へ出た投資額もほぼ同額ですから差引チャラ。

貿易赤字額(130億ドル:2009年)を埋めるために、より多くの投資黒字額を確保したいところです。

この国は、勤勉な国民に愚かな政府・役人の組み合わせと言われて来ました。

どこかの国と似ていますが、まあ色々問題はあっても人口構成の若い国ですから、いずれはアジア全体の成長の恩恵を受けられる地域ではあると思われます。

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