米国長期金利とドル円相場の相関性
日本の長期金利は、4月が1.4%、10月0.8%、現在1.2%と大きな高低は一緒です。
金利差とドル円相場を節目だけ並べてみると、
金利差 ドル円
4月 2.6% 94円
10月 1.6% 81円
現在 2.0% 84円
金利差1.6%に詰まった10月には、あの際限なく続くかと思われた円高に見舞われました。
なお、単純に金利差とドル円が一次方程式の関係にあるとすると、4月と10月の値から、
y(ドル円)=13x(金利差(%))+60
の式になります。
このxに現時点金利の2.0%を入れると、86円。
あと1~2円の円安が期待できそうな今の相場実感と符合します。
為替相場は金利差だけで決まるものではありませんが、金利差で決まると考えている人が市場参加者の多数を占めている実態がありそうです。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments