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December 17, 2010

アジアマネーが狙う日本の不動産

WSJの「Asian Investors Shop in Japan」 という記事にあるグラフです。

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右の棒グラフを見ると、アメリカの投資家による日本の不動産への投資案件が激減し、代わりにアジアンマネーによる投資が急増しています。

背景としてはまず、アジアの投資家はアメリカの投資家よりは金融危機で痛んでいない、という事実があります。

加えて、

・急騰する香港やシンガポールの不動産に比べて日本の不動産は安く見える。
・オフィスはともかく、日本の住宅の収益性は非常に安定している。
・日本に不動産を所有することがプレステージになっている。
・中国マネーは政治リスクが高い自国を避けて投資先の分散を欲している、などの要因があるようです。

似たような外資の動きは、2002~2003年頃も顕著でした。

当時は都心のオフィスがキャップレート5.5~6.0%程度、福岡辺りでは8~10%でした。
この時に踊った、ダヴィンチ、クリード、ジョイント、アーバンコーポレーションなど多くの会社は消えました。

投資する主役は欧米からアジア、対象はビルよりもむしろ住宅と、多少の違いはありますが、割安の修正というコンセプトは同じです。

Z左のチャートは、同じ三井不動産系列のREITである、NBF(ビル:8951)とNAF(レジデンシャル:3226)の6ヶ月比較チャートです。

住宅がビルを圧倒しています。

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