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February 20, 2011

市場は政治の混乱を歓迎している

与党が学生レベルの内ゲバ状態となる中、東京株式市場は堅調です。

国会が混乱しようが停滞しようが、日本ではゼネストが起こるわけでもなく、デパ地下の商品が消えるわけでもなく、電車は定時に発着し、宅急便は正確に届きます。
国民生活は淡々と毎日が過ぎ行き、企業は着々と海外戦略を進めます。

政治の停滞は、例えば法人税減税議論が前に進まないなどのマイナスはあるものの、逆に言えば新たな企業負担が決まることも無いわけで、基本ニュートラル。

そもそも政治主導の成長戦略などに期待して日本株投資をしている人は皆無。
一方、政界混乱で円安になってくれればラッキーと思っている人は結構います。

そうした意味も含めて、日本ほど政治と経済の切り離しに成功した国はないのかもしれません。

中東も中国も、ほとんどの国は政治=経済。
ムバラク=隠し財産5兆円(?)、中国地方高官=愛人と海南島(?)。
政権への信頼が揺らぐと経済はガタガタですが、日本は両輪別々です。

混乱ついでに財政破綻「期待」も高まり、国債急落で体力の無い銀行が淘汰、円安で財務体質の強い輸出企業は大増益、公務員は待ったなしの大リストラ、増税と社会保障切り下げで財政再建となれば、僅か数年で日本経済は筋肉体質で生まれ変わるというのがブログ界での見通しです。

多くの個人投資家やファンド勢も、心の底ではそうしたガラガラポンを望んでいるので、政界の混乱をただシニカルに眺めているのかもしれません。

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