格下げで日本国債はよく売れた
FTの3日付け記事「Foreigners snap up Japanese debt after rating downgrade(格下げ後、外人の日本国債買いが殺到)」によれば、
外国人が1/29の週に購入したJGBは約6000億円で、これは昨年10/22週以来の多さとのこと。
なぜこのタイミングで買いが増えたのか。
・一時的に国債価格が下がったことが良いきっかけになった。
・政府が消費税引き上げに動く機会となる。
といった、悪材料歓迎的な解説がされています。
また、構造的な要因として、金融危機後の2008/9から2010/3までに外国人は22兆円ほどのJGBを売り越したため、その反動で昨年上半期には5兆円ほど買い越した動きを指摘。
売り過ぎた円ポジションの「正常化」といった大きな背景があるとも書かれています。
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