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February 11, 2011

日本株買いは持続するのか

Toyotaトヨタが連日の大商いで急上昇。

『突然、暴走する』という疑惑が晴れた上に業績も回復基調ということで、文字通りの見直し買いになっています。

FTに大変珍しい記事が載りました。

Japanese growth prospects lure buyers」(日本の成長期待が投資家を引き付ける)。

japanとgrowthがnotを含まずに一緒になるタイトルを、一体何年(何十年?)振りに見ただろうか、という気がします。

記事中、日本株の魅力について、TOPIXの配当利回りが1.86%とS&P500の1.79%より高く、日本の10年債1.325%よりも高いとしています。
円高でも輸出が伸びている、とも言っています。

まあ、探せば色々と買う理由は見つかるものです。

海外投資家の場合、円高で日本株が下がるときは為替で一定のバッファーがあるために投資しやすいという面もあります。

理由はともかく、日本が見直されることは歓迎したいと思いますが、とはいえ海外投資家の姿勢には必ず振幅があります。

日本人はその振幅を「元本保証がない」と嫌い、直接間接に国債を買っています。

この資金が株に向かうと債券が売られて金利高になり、株安を招くというジレンマがあります。

日本政府は郵政民営化の流れを無理やり逆行させてまで、事実上の国策として国債市場を支えていますが、これは円高株安には耐えられても、国債暴落には耐えられない身体になってしまったからです。

財政再建は、民間貯蓄を過度に国債に引き付け、株式投資を制限している現状を変えるという意味でも重要かもしれません。

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