マグニチュード8.8から9.0の意味
気象庁は、今回の地震のマグニチュードを「8.8から9.0」に変更しました。
当初のM8.8の時、M7.3だった阪神大震災の180倍と報道されていました。
マグニチュードと地震エネルギーの関係は、
log10E = 4.8 + 1.5M(注:10は底、Eはエネルギー)の対数式で表されるので、
即ち、M=(log10E-4.8)/1.5
計算してみると、M9.0はM8.8のおよそ2倍。
従って、阪神大震災の360倍と変更されたことになります。
ちなみに1960年5月のチリ南部地震ではマグニチュード9.5が記録されているようですが、M9.5はM9.0のおよそ5倍。
簡便計算では、Mが1増えるとエネルギーは30倍、2増えると30の二乗で約1000倍です。
この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。
Comments