太陽光発電は投資に見合うのか
100%確実に言える事実として、原発を計画通りには作れなくなりました。
火力発電で補うため、石油や天然ガスの輸入はその分増えます。
再生可能エネルギーにこれまで以上の振興策が取られることも、可能性が高いと考えられます。
但し、どんなにクリーンでも経済性が伴わなければ普及しません。
一般家庭でのソーラー発電の投資効果については、下記サイトが細かく調べているようなので、グラフを拝借しました。
出典:家づくり情報webマガジン「イエマガ」
結論は、投資回収期間が13~16年。
装置の標準耐用年数は20年(一部10年)ですから、十分元が取れる計算です。
平成21年11月から余剰電力の売電単価が48円と2倍(10年間)になったことが大きく、大雑把に言えば、投資回収期間が20年から10年台に短縮したようです。
その他のメリットとしては、
・電力体系により、昼は高く売り、夜安く買うことも可能。
・停電時に自立運転(自家使用)が可能。(昼間時のみ)
・電力会社の負担を軽減し、エコに貢献できる。
「社会的に良い事をしている」「メーターを見ながら楽しめる」といった満足感も加えると、かなり魅力的な投資かもしれません。
ドイツ(電力に占める再生可能エネルギーの割合が2007年で14.2%)のように、通常の3倍で"買電"するといった政策も、環境重視派の議員たちが主張して来そうです。
南欧に比べて日照面で不利なドイツで成功していることは、北日本での普及に良いデータを提供してくれるかもしれません。
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