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March 19, 2011

みずほの大罪を市場はどう見ているのか

15日に発生したみずほ銀行のシステムトラブルは、依然解決しません。
この3連休は全てのATMを止め、店舗窓口を営業し、身分証明書によって「手払い」する異例の事態に発展しました。

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左の3ヶ月チャートは、上から、みずほ(青)、三井住友(緑)、三菱UFJ(赤)。
意外にも、みずほが一番反発力があるようにさえ見えます。

しかし、私も迷惑しています。

私は「みずほ」を給与受け取り等メイン口座にしていて、そこから必要に応じて別口座に振り分けたり、証券会社の引出し口座にも指定しています。

今すぐに具体的な不便は発生していませんが、ネットから残高確認さえ出来ない状態。

みずほ銀はメガバンクの中で唯一、東北6県すべてに支店があるとのことで、震災で親戚にお金を送りたい、といった人も大勢いることでしょうし、本来はこういう時にこそ機能しなければならない社会インフラとして、取り返しの付かないミスを犯してしまいました。

「肝心な時に役に立たなかった銀行」
利用者の記憶から、このレッテルが消えることはありません。

この一件が落ち着いたら私も、ペナルティの意味も込めて、「みずほ」の残高を落とします。
市場の見方は甘すぎるようにも感じられます。

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