どうにも情けない日本の投資家
東証の発表によれば、3月第3週(14-18日)、海外投資家は9522億円を買い越し。
買越額は過去2番目のハイレベル。
一方、証券会社の自己売買部門が7282億円、個人が1999億円の売り越し。
何のことはない、日本人が狼狽売りして外人が拾っていました。
先物取引等では、松井証券35億円、カブドットコム39億円、マネックス13億円、岡三オンライン18億円と立替損失を発表。
ひまわりHDは傘下の証券事業を廃止決定しました。
5mくらいの津波しか想定していない、安易なハイレバ取引が蔓延している証拠です。
自分の限度を軽視して取引する個人も悪いのですが、投資家から回収できないようなギャンブルをさせる証券会社も同罪。
弱小証券会社がデリヴァティブ事業で儲けようとするのは、10円を拾おうとして100円を落とすようなもの。
今回ばかりは、一時的な相場の流れに逆らって株価を支えることに十分な大義があったのですから、同胞がこんなに損しているのは寂しい限り。
東北は、様々な意味で関東地方を支えてくれていることを、今回再認識しました。
継続的に利益を挙げ、もう少し寄付を増やせるように頑張ります。
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