« 日本優良株、反発力の比較 | Main | 計画停電・復興資金~一工夫で無理なく解決 »

March 21, 2011

住宅リート再成長へのシナリオ

0318J-REITのETF(1343)、日経平均、JASDAQ指数を比較してみると、震災直前に比べて、J-REITとJASDAQが-5%、日経平均は-10%といったくらいの位置にいます。

外人の腰が一旦引けた日経平均の戻りが一番遅く、足の速い小型株は戻りが早いといった様子。

J-REITでは、ビ・ライフ投資法人(8984:赤)が、既にほぼ先週の価格に戻っているのが目を引きます。

日銀の倍額購入(500億円→1000億円)という機敏なサポートもあり、J-REITの反発力は確認されたようです。

17日公表された国交省の地価公示では、東京都全体で-2%(前年-7%)と、下落率が改善。
23区内住宅地では、中央区が上昇に転じました。

今回の地震の中長期的影響については、高層マンションや液状化する臨海埋立地域への不安感、外人オフィス需要の低迷長期化など様々な観測がされていますが、現時点では不透明としか言いようがありません。

確実なのは、分譲にしろ賃貸にしろ、「地震の時この建物は?」と、今以上に慎重になること。
従って、基本的な方向性は、さらなる安全性への逃避と保有リスクの見直し。

・安物買いで命を落としたくない。
・どこで巨大地震が起こるかわからないのに本当に今買うべきなのか。

歴史的に見ると、地価上昇が当たり前だった高度経済成長期には、国民の財産形成上も「持ち家政策」は適当でした。

保有リスクが高い現状では、そのリスクを切り離して投資家が分散して持ち、個人はテナントとして居住便益のみを享受するというシステムが合理的なはずです。

但し、日本では「長生きのリスク」が大きいため、持ち家へのバイアスが強くかかるというのも事実。
家賃を保証する保険が必要なのかもしれません。

この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。


|

« 日本優良株、反発力の比較 | Main | 計画停電・復興資金~一工夫で無理なく解決 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 日本優良株、反発力の比較 | Main | 計画停電・復興資金~一工夫で無理なく解決 »