日本優良株、反発力の比較(3)
同じ5銘柄の安値と高値(終値ベース)、そして反発度(高値/安値)を比較してみます。
コマツ 安値 2390円(3/15) 高値 2825円(3/31) +18%
ファナック 安値 11370円(3/17) 高値12840円(4/8) +13%
京セラ 安値 6740円(3/15) 高値 8580円(4/8) +27%
日産 安値 671円(3/24) 高値 738円(3/31) +10%
東芝 安値 331円(3/15) 高値 407円(3/31) +23%
戻り高値の日付により、2つのグループに分かれました。
コマツ、東芝、日産はいずれも3月31日が戻りのピーク。
リバウンドエネルギーを一回使ってしまいました。
自動車関係は、国内工場の稼動再開の一方で、海外工場はこれから停止。
夏場の電力不足の影響も不透明であり、時間をかけてプレイする覚悟が要るのかもしれません。
ファナック、京セラは直近金曜日が高値ですから、上昇エネルギーは進行形です。
特に京セラは太陽光発電という中長期テーマがあり、相場が長持ちする可能性があります。
反発度も27%と一番高く、PER15倍は過熱感がありません。
シャープが失速気味なのは、競争が激化する液晶部門への懸念と、そもそもが割安感に乏しい(PER28倍)ことにも原因がありそうです。
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