« ASEAN4+チャイナ | Main | 景気悪化とインフレは共存する »

April 10, 2011

日本優良株、反発力の比較(3)

同じ5銘柄の安値と高値(終値ベース)、そして反発度(高値/安値)を比較してみます。

コマツ   安値 2390円(3/15) 高値 2825円(3/31)  +18%
ファナック 安値 11370円(3/17) 高値12840円(4/8)  +13%
京セラ   安値 6740円(3/15) 高値 8580円(4/8)  +27%
日産    安値 671円(3/24)  高値 738円(3/31)  +10%
東芝    安値 331円(3/15)  高値 407円(3/31)  +23%

戻り高値の日付により、2つのグループに分かれました。

コマツ、東芝、日産はいずれも3月31日が戻りのピーク。
リバウンドエネルギーを一回使ってしまいました。

自動車関係は、国内工場の稼動再開の一方で、海外工場はこれから停止。
夏場の電力不足の影響も不透明であり、時間をかけてプレイする覚悟が要るのかもしれません。

ファナック、京セラは直近金曜日が高値ですから、上昇エネルギーは進行形です。
特に京セラは太陽光発電という中長期テーマがあり、相場が長持ちする可能性があります。
反発度も27%と一番高く、PER15倍は過熱感がありません。

1z同じテーマのシャープ(6753)と比較します。

シャープが失速気味なのは、競争が激化する液晶部門への懸念と、そもそもが割安感に乏しい(PER28倍)ことにも原因がありそうです。

この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。

|

« ASEAN4+チャイナ | Main | 景気悪化とインフレは共存する »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« ASEAN4+チャイナ | Main | 景気悪化とインフレは共存する »