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April 29, 2011

確かに英王室は国民と共にある

Apx201104290001全体に地味婚と言えそうです。

ウエディングドレスは華美ではなく、しかもオークションにかけられて落札金は寄付されると報道されています。

ブーケも小さい。
私の妻は大変僭越にも、「自分のと変わらない」と申しております。

緊縮財政と増税で国民負担をかけている時期だからという配慮もあるでしょう。

Images30年前のダイアナ妃。
肩パッド(?)の大きい豪華シルクドレスやロングブーケと比べると対比は際立ちます。

さらに国民からの祝い金は全て、慈善団体やNPOへの寄付に使われるそうです。

直接的には、母親のダイアナ妃の影響による「noblesse oblige」の実践ということでしょうが、それだけ現代社会が慈善を必要とする格差の大きい時代になっているからともいえます。

さらには債務の大きい政府が動きが取れず、所得の再分配に果たす役割が低下しているという背景もあります。

威厳よりも国民との距離感。

ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンという20代の二人は、そうした時代の空気の上に存在しています。

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