シカゴ筋ポジションの確認(6/21時点)
(6月21日) (6月14日) (増減)
カナダドル 2204 18855 ▲16651
スイスフラン 11813 13287 ▲1474
ポンド ▲11360 11226 ▲22586
円 32594 24768 +7826
ユーロ 29771 49894 ▲20123
NZドル 18849 19218 ▲369
豪ドル 54571 67670 ▲13099
言うまでもなく、クロス円ロングではなかなか利益が出ない状況です。
特に今週はIEAの備蓄放出による原油価格の下落が資源通貨のポジション解消へと波及し、人気の豪ドル円も軟調でした。
原油価格の落ち着きは中長期的には実体経済にプラスですが、足元では商品市況の下落が株価にマイナスとなり、それがまた為替のリスクポジション解消にも繋がっています。
個別にはカナダドルの持ち高がほぼゼロに近付き、経験則では底に近い状況。
ポンドは利上げ観測の低下で大きくショートに転換。
ユーロも大きく持ち高減少。
円はさらに買われ、オセアニア通貨はロングポジションの調整で軟調。
5月の「Sell in May現象」以降、過剰なインフレフォローポジションが解消に向かっているとも理解できますが、長期的には新興国が拡散するインフレが世界経済の大きな懸念事項であるという現実に変わりはないだろうと考えています。
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