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June 05, 2011

AEAN4+2

Asean6ASEAN4ヶ国(タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア)に中国とブラジルを加えた3ヶ月チャートです。

首位はインドネシア。
一時は、インフレ懸念で調整しましたが、総体的には経済運営が上手く行っていると評価されているようです。

一番下のベトナム。
もっとズタズタに崩壊するシナリオも想定されましたが、どうにか反発。
とはいえ、相変わらず断トツのマイナスパフォーマンス。

ブラジル(EWZ)は±0近辺。
ここも潜在的なインフレ懸念が強い国。
最大貿易相手国である米中の景気減速懸念もあって、モタモタしています。

タイは最近売られていますが、中期的にはまずまずの成績。
失業率は1%以下。
今後の賃金上昇による競争力低下などが悪材料ですが、日本企業の進出も多く、雇用面では大成功と言えそうです。

DOWは調整局面ですが、今のところアジア勢の売られ方は限定的。

仮に世界景気が低迷しても内需が強い国を探すとすれば、若年層が多いインドネシア、ブラジル、ベトナムが候補ですが、これらは同時にインフレが強く心配される国々でもあります。

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