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August 15, 2011

J-REITは本当にディフェンシブなのか

ミドルリスク・ミドルリターンのはずのREIT。
リーマンショックの時には株式よりも上下動が激しく、しかも資金繰り難による破綻さえあり、ハイリスクハイリターンが実態でした。

今回のソブリンリスク懸念によるリスクオフ局面ではどうだったのか。

Z住宅系リートからは三井系のアコモファンド(3226)と時価総額最大のアドレジ(3269)。
ビル、商業系は三菱系のJRE(8952)とリテールファンド(8953)をピックアップ。


この1ヶ月での順位は、

①アコモファンド
②JRE
③アドレジと日経平均が同着
⑤リテールファンド

商業系のリテールファンド以外は日経平均と同等以上ですから、一応抵抗力が確認されたと言えそうです。

特にアコモファンドは、今回のような衝撃にも微動だにしない頑強さを示しています。
あまりに堅すぎて、個人投資家にはつまらないとも言えます。

Z1ちなみに三井不動産系3リートの比較。
スポンサーが一緒ですから、クレジットリスクの差異を排除したアセットクラスのみの評価が現れるはず。

住宅>ビル>商業が明確です。

景気は良くならない。
だから安定的なレジデンスを求めるという心理が顕著であると考えられます。

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