シカゴ筋ポジションの確認(8/23時点)
(8月23日) (8月16日) (増減)
カナダドル 8804 4121 +4683
スイスフラン 9637 9008 +629
ポンド 10961 ▲3096 +14057
円 47139 47348 ▲209
ユーロ 2539 6726 ▲4187
NZドル 16876 18417 ▲1541
豪ドル 43574 29723 +13851
円のロングポジションは高位安定状態になっています。
豪ドルやカナダドルの買いが少し戻ってきているのは、ゼロ金利長期化による中長期的なドル安観測や若干戻りつつあるリスクオンの姿勢などが背景かと感じられます。
世界経済がネガティブな状況で円高になるメカニズムは、日本がデフレかつ債権国である限りは変わらないという市場コンセンサスがあります。
欧州のソブリンリスク、FRBの低金利政策など短期で解決しにくい要素が多いため、現状の円高レベルの長期化が懸念されます。
そもそも、売れる場所に近いところで作るのは当たり前。
製造業が海外シフトするマイナスを補うには、円安の時に売り撒くって儲けるの逆で、「海外を買いまくる」ことしか対策はないでしょう。
それもある程度、狂ったように買う必要があります。
調達コストニアリーゼロを背景に高値で買い捲れば、「円高は手負いの日本を狂犬にする」と恐がられ、市場はちょっと引いてしまうものです。
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