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September 03, 2011

シカゴ筋ポジションの確認(8/30時点)

         (8月30日) (8月23日) (増減)
カナダドル   13939      8804   +5135
スイスフラン  9342      9637   ▲295
ポンド      444      10961   ▲10517
円        41185     47139   ▲5954
ユーロ     ▲384      2539   ▲2923
NZドル    16565      16876   ▲311
豪ドル     47569      43574   +3995

ポンドのロングポジションが、ほとんど解消。
市場は欧州通貨に弱気です。

円は、ややポジション調整。
再度の介入警戒感もあり、これ以上の円高で勝負するのは割に合わないかも、という気分も感じられます。

昨日発表された8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数の増加数がゼロ。

株は売られ、金は買われました。
為替市場での反応は大きなものではなく、「やっぱり」感が漂います。

円高の定着傾向が示すように、景気の長期停滞とQE3の可能性が、一定程度は織り込まれているような印象です。

基本的に、各国政府や中央銀行が出来ることは少なくなっていますから、良いニュースよりも悪いニュースに備えておく必要があります。

Z左は米国10年金利。
既に二番底です。

景気は循環するもの。
浮き沈みは避けられません。

「リセッションを強引に避ければ、より悪いことになる」というのがリーマンショックの教訓だと思っている人は少なそうです。

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