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September 05, 2011

米国製エリートは本当にすごいのか

「米国製エリートは本当にすごいのか?」の著者は、外資系金融機関の内定を蹴って就職浪人し、東洋経済新報社へ入社。

休職してスタンフォード大学大学院に2年間留学した経験を纏めたものです。

本人が文章で勝負したいから今の職を選んだ、というくらいですから、極めて平易で読みやすくなっています。

「そもそもアメリカのMBAって、本当のところどうよ」
そんな疑問に答えてくれます。

米国留学体験記というのは数多く世にありますが、単にキャンパス風景を描いたエッセイ風読み物の域に留まらず、エリート教育の違いを日米の文化や国家戦略の比較を踏まえて分析し、アメリカの「現場を軽視した抽象的思考」という問題点の原因を考察します。

著者はまだ若いので、多少荒削りな議論はあるものの、日米の特徴を是々非々で切っていくフレッシュな語り口は十分に楽しめました。

著者は、

・結局のところ、知力はインプット(読書)の量に比例する。
・日本人は個人として自立する気がないから経済を勉強しない。
・国力は経済力と軍事力で60%決まる。

という現実主義者。

民主党内の空想理想主義者は、真っ先に読むべきでしょう。

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Comments

ご案内の本を早速Amazonで購入してみました。おもしろそうですね。

それはそうと最近自分がAmazonフリークになっていることに気付きました。日用品から趣味までガツガツ買ってしまっています。同僚からは「外出おっくうにならない?」って言われましたが、そんなことは全くなくただ利便性に駆られて金遣いが荒くなっただけです(笑)。

こういう輩が増えればカリフォルニアのネット販売課税問題の背景も合点がいきます。Amazonフリークから言わせてもらえば日本に波及しなければ・・と願うばかりです。

Posted by: Blue | September 06, 2011 at 12:03 AM

ブックオフと提携し、配達のついでに古い本を引き取ってくれたらもっと便利な気がします。

Posted by: akazukin | September 06, 2011 at 07:03 AM

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