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October 22, 2011

シカゴ筋ポジションの確認(10/18時点)

       (10月18日) (10月11日) (増減)
カナダドル ▲24795    ▲24913  +118
スイスフラン  ▲2243       13  ▲2256
ポンド     ▲53226   ▲61972   +8746
円       26907      35119   ▲8212
ユーロ    ▲77720    ▲73795  ▲3925
NZドル    8225      6838    +1387
豪ドル    20353      10753   +9600

足元では対ドルで円高が進み、昨日は75円台後半がありました。

昨日のDOWは+267$と株高。
普通は米国の債券安(金利高)によってドル円は堅調としたものですが、今回は各通貨ともドル安が基点となっています。

欧州債務危機が一服、QE3の思惑も重なって、これまでのドル回帰ポジションが一部崩れたのが原因かと思われます。

いずれにせよ、対ドルでの円高傾向は長期間定着しています。

日本の製造業は、さらに生産拠点の海外移転を迫られることになるでしょうが、中国にはウォルマートでさえ苦労する独特の政治リスクがあり、東南アジアには乱開発による洪水リスクがあり、韓国には反日感情と武闘派労働組合があり、簡単ではありません。

為替相場は短期的に極めて投機的ですが、長期的には購買力平価に収斂することが知られています。
とすれば、抜本的な円高対策は「需給ギャップの改善→デフレ脱却」しかありませんが、そのためには国内に埋没している新たな需要を掘り起こす必要があります。

混合診療や農地の大型化など、ポイントは「医療」や「食」など日本が成長分野として意識しにくいところにありそうですが、なぜか全国で1万戸しかいない葉タバコ農家が政策決定を動かすなど、既存の安心安全を過剰に「守ろう」という姿勢が、安心安全の根本である将来の財政の裏づけを揺らし続けているようにも見えます。

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