暴力団
暴力団 (新潮新書)
は、公称20万部も売れているとのことです。
10月から全国のしんがりで、東京都でも暴排条例が施行されましたので、企業は何かと対応に追われている部分があります。
とりあえず暴力団に関するアウトラインを勉強しておきたい、というニーズをとらえた出版タイミングの勝利ということかと思われます。
著者の溝口氏は、この手のジャンルでは第一人者。
あとがきで「集大成としたい」と書いている通り、これまでの寄せ集め的な性格の本ですから、ある程度暴力団に詳しい人に取っては食いたりない部分があるでしょう。
一方で、特段の予備知識の無い人に取っては、コンパクトで要点を押さえた最高の入門書という評価になりそうです。
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