« かくしてポピュリズムは出来上がった | Main | ユーロはまだ高いのか »

November 25, 2011

もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら

Thumnail_l もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだらは、池田信夫氏の有料メルマガで連載されたフィクションを劇画化したものです。

小泉ジュニア内閣の顔ぶれを見るだけで楽しく、官房長官 竹中平蔵、財務大臣兼金融担当大臣 片山さつき、厚労相 小池百合子、 国交相 猪瀬直樹、経産相兼農水省にユニクロ柳井氏、総務大臣は橋下徹。(実名では登場しませんが)

このキャスティングが示すように、これは財政破綻した日本を新自由主義によって再建する架空の、しかし有りそうなお話です。

「新自由主義→市場原理主義→リーマンショック」という図式は誤り。
正しくは、「新自由主義→強欲金融機関の放置→毒饅頭で市場が機能不全→市場の反乱→正常化」です。

自分たちの傲慢さが麻痺させた市場機能が正常化するプロセスを、人間は身勝手にも「金融危機」と呼んでいます。
原因を作ったのは市場ではなく、市場を騙すような商品を大量に作ってばら撒いた我々人間の果てしない欲望。

人間が正しく扱えば、新自由主義はまだ死んでいません。

むしろ今死にかけているのは、持続不可能な放漫財政にストップをかけられない「民主主義」の方だということを、この劇画は示しています。

日本の財政破綻は、絶対に無いというよりは、いつかは起こる時間の問題と考えるべき事象。
いざという時に真っ先に防衛ポジションを構築するためのシュミレーションに、この本は役立ちます。

この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。

|

« かくしてポピュリズムは出来上がった | Main | ユーロはまだ高いのか »

Comments

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

Posted by: 株の初心者の資金 | December 21, 2011 at 04:59 PM

株の初心者の資金さま

訪問いただき、ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

Posted by: akazukin | December 21, 2011 at 07:12 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« かくしてポピュリズムは出来上がった | Main | ユーロはまだ高いのか »